【小1の宿題3ステップ】全部やらない!解決法はコレ!
「子供が宿題を嫌がって困る」
「宿題を全部できなくて困る」
そんなときは、潔く
宿題を全部やらない!
という
決断をしましょう。
宿題の考え方を変えると
あなたとお子さんの将来が
変わります。
ここで決断しなければ
*お子さんが勉強嫌いになります。
*お子さんが
「自分はダメなんだ」と
自分が信じられなくなります。
*一生懸命やっても
「サボっていると思われる」と
考えるようになり
先生に叱られる恐怖、不信感が芽生えます。
*先生に不信感が生まれると
学校に行きたくなくなります。
(不登校予備軍です)
そしてあなたも
日々増えていく宿題に
毎日イライラしながら
宿題と向き合うことになります。
「なんでできないの!」
「こんなのもできないの!?」
言いたくないことを
言うことも増えるでしょう。
イライラして
育児をすることが
どれだけあなたを傷つけるか…
どれだけお子さんを傷つけるか…
もしかしたら
お子さんに
手が出てしまうかもしれません。
あなたなら
もうおわかりですよね。
無限の負のスパイラルです。
今ここで
宿題を全部するのをやめる
決断をすると
お子さんが
勉強嫌いになりません。
わからないことを
素直に「わかりません」と
言えるようになります。
言えるようになると
先生への信頼感が育って
楽しく学校へ行けます。
あなたも宿題は
「これだけやればいい!」
とわかるので
あなたもお子さんも
宿題に追いつめられません。
「なんでできないの!」が
「これだけできた!」と
言い換えられて
お子さんとの達成感が生まれます。
宿題へのイライラと焦りが減ると
お子さんを傷つけません。
感情に任せて
手が出る
暴言を吐く
こともありません。
穏やかな育児ができます。
グレーゾーンの
得意、不得意はありますが
基本的に勉強はできるので
宿題はできるんです。
だけど
学校や学童から帰って
疲れていて
限られたエネルギー
集中力
時間で
全部はできません。
全部やろうと思うと地獄です。
小1で必ずやってくる関門・宿題。
苦労しますよね。
私もすごく苦しみました。
子供はそれ以上だったと思います。
親としては
「全部やらなきゃ」
「みんなできるんだから
できないはずがない」
そう思いました。
やらないと
「できなくなるんじゃないか」
とも心配になりました。
先生のお直しもこないように
必死にやりました。
(でもお直しは毎日ありました)
毎日毎日親子で
鬼の形相で狂ったように
やっていました。
宿題は悪魔のようでした。
私自身が悪魔だったかもと思います。
あるとき
「私は毎日何のために宿題を
子供に強制しているのだろう?」
と思ったんです。
史上最年少のプロ棋士である
あの藤井聡太さんも
中学生のとき、担任の先生に
「なぜ宿題をやるのか」と
理由を尋ねたと聞きます。
何のために宿題をするのか…
私が毎日毎日
鬼の形相で宿題を
子供に強制するのは
授業の理解を深めようとか
苦手を克服しようとかではなく
宿題を全部やることが目的
になっていたからなんです。
そんなの、
何の達成感もなくて
子供のためにならないですよね。
ほんとに、ただの鬼です。
それから私は
担任の先生に相談して
宿題を全部することをやめました!
そして
私と子供のイライラは減り
子供に暴言、暴力をする
心配はなくなりました。
生活の全てが
穏やかになりました。
子供も、子供のペースで
勉強をしたり
わからないところを
わからないと言えるようになり
「できないんじゃないか」
という心配はなくなり
「こうすればできる」
とわかりました。
今
あなたとお子さんが
宿題で苦しんでいるとしたら…
今すぐに
宿題を全部するのを
やめてください!
全部終えることを
目的にしないで
「なぜ宿題をするのか」
宿題の目的を
考えてみてください。
お子さんにとって、宿題は
*わかるものを解く
*わからないものを知る
言い換えると
*得意なことを伸ばす
*苦手なことは少し補う
そんなものであっていいはずです。
ではどうやって
宿題と向き合ったらいいか?
3STEPで解決します!
STEP1 先生に相談
STEP2 持っているエネルギーの半分で
わかる問題を解く
STEP3 残りのエネルギーで
わからない問題を1つ解く
どうやって進めたらいいか、
これから詳しくお話ししますね!
STEP1 先生に相談
あなたとお子さんが
宿題に苦しんでいるなら
まずは担任の先生に
相談しましょう。
「一緒に宿題に
取り組んでいますが
〇〇ならできるのですが、
××まではできません。
どうしたらいいでしょうか?」
電話でも連絡帳でもいいので
正直にお話ししてください。
担任の先生に
*できることを知っていただく
*できないことを知っていただく
どちらも大事です。
お子さんにとって
担任の先生は絶対の存在なので
お子さんは
「できない」ってまず言えません。
だから
あなたから伝えてくださいね。
きっとご理解くださいます。
STEP2 持っているエネルギーの半分で
わかる問題を解く
*予測のつかないこと
*見通しがわからないこと
は苦手です。
宿題も同じで
予測と見通しがつかないと
やれません。
そこで、宿題は
お子さんの全集中力の
半分のエネルギーを使って
★絶対にできる時間
例)集中力5分なら2分くらい
★絶対にできる量
例)5問できるなら2、3問
★絶対にできる内容
例)答えが5になる問題ばかり解く
で取り組むようにしてください。
宿題の中の
得意なことを伸ばす
ってことですね。
ここで全部のエネルギーを
使ってしまわないように
注意してくださいね!
エネルギーを全部使ってしまうと
癇癪(かんしゃく)や無気力に
なりやすいです。
そして
ほめる→解く→ほめる→解く…
この過程を繰り返すと
お子さんに
満足感、達成感が生まれます。
つかめたら
次のSTEPへ
行きましょう!
STEP3 残りのエネルギーで
わからない問題を1つ解く
STEP2でわかる問題に
取り組めたら
次は残ったエネルギーで
わからない問題を
1つ解いてみましょう。
苦手を補うんです。
わかる問題ばかり解いていると
宿題をこなすだけに
なっちゃいます。
わからない問題は
解けても解けなくてもOKです!
私は答えを先に教えちゃいます。
(先生に叱られそうですが)
反対に
答えは合っているのに
解き方がわからない
ということもあります。
うちの子は
「くり上がりのあるたしざん」で
「8+3=11」と
答えはわかるのですが
「3を1と2にわける」
「8と2をたして10にする」
という解き方がわかりませんでした。
私たちは赤字部分を
「大切なことだ!」
と認識しますが
子供はそれが
わかりませんでした。
教科書の求める解き方が
できないので
いつも不正解になって
パニックになっていました。
宿題のおかげで
わからないところが
わかったので
あとは対処するだけです。
ちなみにこのときの
私の対処法は
「子供に好きなように解いて
最後の1問だけ
10のまとまりをつくって解く」
というようにしました。
初めは大変でしたが
何度かやっていると
癇癪も無気力も起こさずに
続けられて
わかるようになりました!
まとめ
ここまで小1の宿題の
解決法について
お伝えしました。
生かした学び方は
*得意なことを伸ばす
*苦手なことは少し補う
これに尽きます。
宿題の目的は
*わかるものを解く
*わからないものを知る
ことであること。
見通しがつかない宿題は
「全部やらない」
必要があるということ。
宿題の進め方は
*1/2のエネルギーで解ける問題
*1/2のエネルギーで解けない問題1問
これで解決します!
さあさっそくお子さんに
「今日は宿題、
全部やらなくていいよ!」
と言ってあげましょう。
宿題へのイライラエネルギーを
先生へ連絡する勇気に
変えましょう!
あなたとお子さんの
笑顔を応援しています。