凸凹発達が世界を切り拓く☆グレーゾーンの壁限界突破

発達凸凹の心技体→感情×特性×運動

【小1の宿題3ステップ】全部やらない!解決法はコレ!

「子供が宿題を嫌がって困る」

「宿題を全部できなくて困る」

 

 

そんなときは、潔く

 

宿題を全部やらない

 

という

決断をしましょう。

 

 

宿題の考え方を変えると

あなたとお子さんの将来が

変わります。

 

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ここで決断しなければ

 

*お子さんが勉強嫌いになります。

 

*お子さんが

「自分はダメなんだ」と

自分が信じられなくなります。

 

一生懸命やっても

「サボっていると思われる」と

考えるようになり

先生に叱られる恐怖、不信感が芽生えます。

 

先生に不信感が生まれると

学校に行きたくなくなります。

(不登校予備軍です)

 

 

 

そしてあなたも

日々増えていく宿題に

 

毎日イライラしながら

宿題と向き合うことになります。

 

 

「なんでできないの!」

「こんなのもできないの!?」

 

 

言いたくないことを

言うことも増えるでしょう。

 

 

イライラして

育児をすることが

 

どれだけあなたを傷つけるか…

どれだけお子さんを傷つけるか…

 

もしかしたら

お子さんに

手が出てしまうかもしれません。

 

 

あなたなら

もうおわかりですよね。

 

 

無限の負のスパイラルです。

 

 

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今ここで

宿題を全部するのをやめる

決断をすると

 

お子さんが

勉強嫌いになりません。

 

わからないことを

素直に「わかりません」と

言えるようになります。

 

言えるようになると

先生への信頼感が育って

楽しく学校へ行けます。

 

 

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あなたも宿題は

「これだけやればいい!」

とわかるので

 

あなたもお子さんも

宿題に追いつめられません。

 

 

「なんでできないの!」が

「これだけできた!」

言い換えられて

 

お子さんとの達成感が生まれます。

 

宿題へのイライラと焦りが減ると

お子さんを傷つけません。

 

感情に任せて

 

手が出る

暴言を吐く

 

こともありません。

 

 

穏やかな育児ができます。

 

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グレーゾーンの

ADHDASDのお子さんって

 

得意、不得意はありますが

基本的に勉強はできるので

 

宿題はできるんです。

 

 

だけど

学校や学童から帰って

疲れていて

 

限られたエネルギー

集中力

時間で

 

全部はできません。

 

全部やろうと思うと地獄です。

 

 

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小1で必ずやってくる関門・宿題。

苦労しますよね。

 

 

私もすごく苦しみました。

子供はそれ以上だったと思います。

 

 

親としては

 

「全部やらなきゃ」

「みんなできるんだから

できないはずがない」

 

そう思いました。

 

やらないと

「できなくなるんじゃないか」

とも心配になりました。

 

 

先生のお直しもこないように

必死にやりました。

(でもお直しは毎日ありました)

 

 

毎日毎日親子で

鬼の形相で狂ったように

やっていました。

 

宿題は悪魔のようでした。

私自身が悪魔だったかもと思います。

 

 

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あるとき

 

「私は毎日何のために宿題を

子供に強制しているのだろう?

 

と思ったんです。

 

 

史上最年少のプロ棋士である

あの藤井聡太さんも

 

中学生のとき、担任の先生に

なぜ宿題をやるのか」と

理由を尋ねたと聞きます。

 

 

何のために宿題をするのか…

 

 

私が毎日毎日

鬼の形相で宿題を

子供に強制するのは

 

授業の理解を深めようとか

苦手を克服しようとかではなく

 

宿題を全部やることが目的

になっていたからなんです。

 

そんなの、

何の達成感もなくて

子供のためにならないですよね。

 

ほんとに、ただの鬼です。

 

 

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それから私は

担任の先生に相談して

 

宿題を全部することをやめました!

 

 

そして

私と子供のイライラは減り

 

子供に暴言、暴力をする

心配はなくなりました。

 

生活の全てが

穏やかになりました。

 

 

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子供も、子供のペースで

勉強をしたり

 

わからないところを

わからないと言えるようになり

 

「できないんじゃないか」

という心配はなくなり

 

「こうすればできる」

とわかりました。

 

 

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あなたとお子さんが

宿題で苦しんでいるとしたら…

 

今すぐに

宿題を全部するのを

やめてください!

 

 

全部終えることを

目的にしないで

 

「なぜ宿題をするのか」

宿題の目的を

考えてみてください。

 

 

お子さんにとって、宿題は

 

*わかるものを解く

*わからないものを知る

 

 

言い換えると

 

*得意なことを伸ばす

*苦手なことは少し補う

 

そんなものであっていいはずです。

 

 

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ではどうやって

宿題と向き合ったらいいか?

 

 

3STEPで解決します!

 

 

 

STEP1  先生に相談

 

STEP2  持っているエネルギーの半分で

    わかる問題を解く

 

STEP3  残りのエネルギーで

    わからない問題を1つ解く

 

 

 

どうやって進めたらいいか、

これから詳しくお話ししますね!

 

 

 

 

STEP1  先生に相談

 

 

あなたとお子さんが

宿題に苦しんでいるなら

 

まずは担任の先生に

相談しましょう

 

 

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「一緒に宿題に

取り組んでいますが

 

〇〇ならできるのですが、

××まではできません。

 

どうしたらいいでしょうか?」

 

 

電話でも連絡帳でもいいので

正直にお話ししてください。

 

 

担任の先生に

 

できることを知っていただく

できないことを知っていただく

 

どちらも大事です。

 

 

お子さんにとって

担任の先生は絶対の存在なので

 

お子さんは

「できない」ってまず言えません。

 

 

だから

あなたから伝えてくださいね。

 

 

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きっとご理解くださいます。

 

 

 

STEP2  持っているエネルギーの半分で

    わかる問題を解く

 

 

ADHDASDのお子さんは

 

*予測のつかないこと

*見通しがわからないこと

 

は苦手です。

 

宿題も同じで

予測と見通しがつかないと

やれません。

 

 

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そこで、宿題は

お子さんの全集中力の

半分のエネルギーを使って

 

 

★絶対にできる時間

 例)集中力5分なら2分くらい

 

★絶対にできる量

 例)5問できるなら2、3問

 

★絶対にできる内容

 例)答えが5になる問題ばかり解く

 

で取り組むようにしてください。

 

 

宿題の中の

得意なことを伸ばす

ってことですね。

 

 

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ここで全部のエネルギーを

使ってしまわないように

注意してくださいね!

 

エネルギーを全部使ってしまうと

癇癪(かんしゃく)や無気力に

なりやすいです。

 

 

 

そして

ほめる→解く→ほめる→解く

この過程を繰り返すと

 

お子さんに

満足感、達成感が生まれます。

 

 

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つかめたら

次のSTEPへ

行きましょう!

 

 

 

STEP3  残りのエネルギーで

    わからない問題を1つ解く

 

 

STEP2でわかる問題に

取り組めたら

 

次は残ったエネルギーで

わからない問題を

1つ解いてみましょう

 

苦手を補うんです。

 

 

わかる問題ばかり解いていると

宿題をこなすだけに

なっちゃいます。

 

 

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わからない問題は

解けても解けなくてもOKです!

 

私は答えを先に教えちゃいます。

(先生に叱られそうですが)

 

 

反対に

答えは合っているのに

解き方がわからない

ということもあります。

 

 

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うちの子は

「くり上がりのあるたしざん」で

 

「8+3=11」と

答えはわかるのですが

 

「3を1と2にわける」

「8と2をたして10にする」

 

という解き方がわかりませんでした

 

 

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私たちは赤字部分を

「大切なことだ!」

と認識します

 

子供はそれが

わかりませんでした。

 

 

教科書の求める解き方が

できないので

 

いつも不正解になって

パニックになっていました。

 

 

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宿題のおかげで

わからないところが

わかったので

 

あとは対処するだけです。

 

 

ちなみにこのときの

私の対処法は

 

「子供に好きなように解いて

 

最後の1問だけ

10のまとまりをつくって解く」

 

というようにしました。

 

 

初めは大変でしたが

何度かやっていると

 

癇癪も無気力も起こさずに

続けられて

わかるようになりました

 

 

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まとめ

 

ここまで小1の宿題の

解決法について

お伝えしました。

 

 

ADHDASDの特性を

生かした学び方は

 

*得意なことを伸ばす

*苦手なことは少し補う

 

これに尽きます。

 

 

宿題の目的は

*わかるものを解く

*わからないものを知る

ことであること。

 

 

見通しがつかない宿題は

全部やらない

必要があるということ。

 

 

宿題の進め方は

*1/2のエネルギーで解ける問題

*1/2のエネルギーで解けない問題1問

 

これで解決します!

 

 

さあさっそくお子さんに

 

「今日は宿題、

全部やらなくていいよ!」

 

と言ってあげましょう。

 

 

宿題へのイライラエネルギーを

先生へ連絡する勇気に

変えましょう!

 

 

 

あなたとお子さんの

笑顔を応援しています。