凸凹発達が世界を切り拓く☆グレーゾーンの壁限界突破

発達凸凹の心技体→感情×特性×運動

気持ちが読めない、言えない子供との会話☆絶対外せないコツ

グレーゾーンの

ADHDASDのお子さんとの

コミュニケーションで

 

言葉で

「自分の気持ちを表現する」

「気持ちを読み取る」

ことが苦手なことは

よく知られていますよね。

 

そんな苦手を軽くする

会話のコツがあります。

 

それは

「選択肢を入れる」です。

 

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会話に選択肢を入れることで

 

「自分の気持ちを

どうやって言葉にしたらいいか」

 

「相手がどんな気持ちでいるか」

想像できるようになります。

 

お子さんが

自分の気持ちを

言葉で表現しやすくなります

 

会話がスムーズになり

ママの気持ちが安定して

家族の会話が楽しくなります。 

 

 

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私も

グレーゾーンの

ADHDASDの長男が

 

何を聞いても

「わかんない」ということに

がっかりしていました。

 

「なんでわからないの?」

「なにがわからないの?」

「言ってることわからないの?」

「めんどくさいの?」 

 

とつい口調がきつくなり

子供は理解できていないのに

 

「わかるよ!わかってるよ!」

 

と言うしかない状況に追い込み

自分が嫌になりつつ…

伝わらないことにも

イライラしていました。

 

 

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そこで

選択肢を入れることを

心がけて会話を続けていくと

 

何を聞いても

「わかんない」だった長男が

 

「〇〇だと思う」

「(相手は)きっと嫌って言うよ」

 

と言葉でスーッと

自分の気持ちを表見したり

相手の気持ちを想像したり

できることが増えました。

 

 

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実はこれ

小学校の担任の先生から

教えていただきました。

 

先生はこんなふうに

おっしゃったんですね。

 

 

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小学校低学年のうちは

自分の気持ちを言葉にする

0から1が難しいんですよ。

 

 

例えば…

『くじらぐも』という

小学校1年生が学ぶ

国語のお話で

 

『青い 青い 空』

 

という言葉があります。

 

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ただの「青い 空」ではなく

『青い 青い 空』は

どう違うのか…。

 

「『青い 青い 空』は

どんな空だと思う?」と聞いても

スッと答えられる子は

まずいません。

 

こんなときに

選択肢を出してあげるんです。

 

(1つは全然違うのを入れると

いいそうですよ)

 

 

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①ずーっとずーっと

見渡す限り青い空

 

②くじらぐもの他は

雲がひとつもない空

 

③吸い込まれそうなくらい

空気が透きとおっている空

 

④今にも雷が落ちそうな空

 

 

こんなふうに出してあげて

子供が自分の気持ちに

近いものを選べたらOK!

(④を選ぶお子さんは

いないそうです)

 

繰り返すことで

自分で決められる子になります。 

 

 

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例えばお子さんが

ゲームを止められないときに

やってみてください。

 

 

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「どうして止めないの!?」

と言いたいところを

ちょっとガマンして

 

①セーブしたら

やめようと思った?

 

②どうしてもクリアしたい

ところがあった?

 

③まだ全然やってないのに!

と思った?

 

④ゲームが壊れた?

 

選択肢を出してみてください。

 

するとお子さんが

1番近い気持ちを選んでくれます。

 

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繰り返していると

自分の気持ちを表現する

言葉が増えていきます。

 

積み重ねていくと

自分の気持ちを

言葉で表現できるようになります。

 

 

小さなことでもOKです。

 

「ご飯どうだった?

①おいしかった?

②好きな味だった?

③苦手だった?」

 

ぜひやってみてくださいね。