気持ちが読めない、言えない子供との会話☆絶対外せないコツ
グレーゾーンの
コミュニケーションで
言葉で
「自分の気持ちを表現する」
「気持ちを読み取る」
ことが苦手なことは
よく知られていますよね。
そんな苦手を軽くする
会話のコツがあります。
それは
「選択肢を入れる」です。
会話に選択肢を入れることで
「自分の気持ちを
どうやって言葉にしたらいいか」
「相手がどんな気持ちでいるか」
想像できるようになります。
お子さんが
自分の気持ちを
言葉で表現しやすくなります。
会話がスムーズになり
ママの気持ちが安定して
家族の会話が楽しくなります。
私も
グレーゾーンの
何を聞いても
「わかんない」ということに
がっかりしていました。
「なんでわからないの?」
「なにがわからないの?」
「言ってることわからないの?」
「めんどくさいの?」
とつい口調がきつくなり
子供は理解できていないのに
「わかるよ!わかってるよ!」
と言うしかない状況に追い込み
自分が嫌になりつつ…
伝わらないことにも
イライラしていました。
そこで
選択肢を入れることを
心がけて会話を続けていくと
何を聞いても
「わかんない」だった長男が
「〇〇だと思う」
「(相手は)きっと嫌って言うよ」
と言葉でスーッと
自分の気持ちを表見したり
相手の気持ちを想像したり
できることが増えました。
実はこれ
小学校の担任の先生から
教えていただきました。
先生はこんなふうに
おっしゃったんですね。
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小学校低学年のうちは
自分の気持ちを言葉にする
0から1が難しいんですよ。
例えば…
『くじらぐも』という
小学校1年生が学ぶ
国語のお話で
『青い 青い 空』
という言葉があります。
ただの「青い 空」ではなく
『青い 青い 空』は
どう違うのか…。
「『青い 青い 空』は
どんな空だと思う?」と聞いても
スッと答えられる子は
まずいません。
こんなときに
選択肢を出してあげるんです。
(1つは全然違うのを入れると
いいそうですよ)
①ずーっとずーっと
見渡す限り青い空
②くじらぐもの他は
雲がひとつもない空
③吸い込まれそうなくらい
空気が透きとおっている空
④今にも雷が落ちそうな空
こんなふうに出してあげて
子供が自分の気持ちに
近いものを選べたらOK!
(④を選ぶお子さんは
いないそうです)
繰り返すことで
自分で決められる子になります。
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例えばお子さんが
ゲームを止められないときに
やってみてください。
「どうして止めないの!?」
と言いたいところを
ちょっとガマンして
①セーブしたら
やめようと思った?
②どうしてもクリアしたい
ところがあった?
③まだ全然やってないのに!
と思った?
④ゲームが壊れた?
と選択肢を出してみてください。
するとお子さんが
1番近い気持ちを選んでくれます。
繰り返していると
自分の気持ちを表現する
言葉が増えていきます。
積み重ねていくと
自分の気持ちを
言葉で表現できるようになります。
小さなことでもOKです。
「ご飯どうだった?
①おいしかった?
②好きな味だった?
③苦手だった?」
ぜひやってみてくださいね。