凸凹発達が世界を切り拓く☆グレーゾーンの壁限界突破

発達凸凹の心技体→感情×特性×運動

うちの子友達いる?学校でひとりぼっち?ADHD、ASDの子供のママができる友達との関わり方

ADHD

自閉症スペクトラムASD)のお子さんが

(もしかしたら…の方も)

 

家で学校の話をしなかったり

 

 

「今日は学校で誰と遊んだ?」と聞いても

 

「誰とも遊んでない」

「忘れた」

 

 

そう言われると

 

「仲良しの友達がいないんじゃ…」

 

「学校でひとりぼっちなの?」

 

「ちゃんとやっていけるの?」

 

と心配になりますよね。

 

 

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実際に

ADHD

自閉症スペクトラムASD

の特性のあるお子さんは

 

 

場の空気を読んだり…

 

たくさんの友達と遊んだり…

 

自分の気持ちを伝えたり…

 

そういうことが苦手ですし

大人のお手伝いが必要です。

 

 

最悪の場合…

 

友達との関わりにづまずいたり

 

仲間外れ、いじめの標的(ターゲット)になったり

 

引きこもりの可能性もあります。

 

 

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そんなこと

絶対に避けたいですよね。

 

 

 

そんな心配を吹き飛ばす

ママができる

簡単な関わり方があります。

 

 

それは…

 

 

ママが子供のコミュニティに入っていくこと

 

 

 

これでうちの子は

 

「また〇〇くんと遊びたい」

 

「今度は△△くんと

ポケモンしたいな」

 

「いつ遊びにいける?」

 

というように

友達と遊びたい!

という思いが芽生えて

 

子供も私も

友達のママとも交流できて

お互いに助け合う…

という関係が築けました。

 

 

 

コミュニティというと少し

難しく聞こえるかもしれません。

 

 

簡単にいうと

「子供同士の遊びにママも入る」

ということです。

 

 

「そんなこと恥ずかしいわよ!?」

 

「そんなの入れるわけない!」

 

 

こんなふうに

思われるかもしれません。

 

 

平たくいうと…

休日にお子さんと

学区内を一緒に歩いてみてください。

 

 

私たち親子は休日に

コンビニやドラッグストア

あてもなく

学区内を散歩したり

公園で遊んだりしました。

 

 

学区内を散歩したり

公園へ行ったりすると

 

高い確率でどこかで

クラスメートや

保育園、幼稚園で一緒だった

友達と出会えます。

 

 

あるいは…

 

散歩しているところを

見かけた友達が

声をかけてくれるようになります。

 

 

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このチャンスを使うのです。

 

 

はじめは子供が

 

緊張したり…

拒否したり…

不機嫌になったり…

逃げ出そうとしたり…

そんなことがあるかもしれません。

 

 

そのときは

友達に

ママがお話しすればいいのです。

 

 

「こんにちは!ありがとう!」

 

「おうちここなの?」

(近所の場合は「近所なの?」ですね)

 

「宿題終わった?」

 

「ランドセル重いよね」

 

「毎日頑張ってるね!」

 

 

なんでもいいのです。

 

 

「よそのお子さんと話すって

こっちが構えちゃうわ」

 

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ちょっと戸惑うかもしれません。

 

 

でも大丈夫です!

毎日毎日

ご自分のお子さんとの関わりに

工夫や努力をされているあなたには

きっとできるはずです。

 

 

あとは

 

「うちの子の気持ちと

お友達の気持ちが

お互いに伝わるように

 

『通訳しますよ!』というスタンスでいること」

 

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お子さんがうまくできなければ

お子さんの気持ちを代弁しましょう。

 

 

「ごめんね、

ちょっと恥ずかしいみたい」

 

「まさか会えると思ってなくて、

ビックリしたみたい」

 

 

 

そのうちに

お子さんと友達が

少しずつ心を許して

関われるようになります。

 

 

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そのなかで、ママは

お子さんと友達の

通訳に徹すればいいのです。

 

 

ママが

通訳すれば

友達に気持ちを伝えられる

友達の気持ちを伝えられるのです。

 

 

お子さんも

安心して友達と遊べるのです。

 

友達も

お子さんとママを信頼できるのです。

 

繰り返すことで

「友達との信頼」

「他者と関わる力」

「生きる力」

が養われるのです。

 

 

 

 

このとき…

絶対にやってほしくないことがあります。

 

 

お子さんを叱ったり

周囲の目を気にして注意したり

(安全を守るためには必要ですが)

必要以上のお菓子やおもちゃで

気をひいたりすることです。

 

 

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「ほら!挨拶しないとダメでしょ!」

 

「お友達に先に譲りなさい!」

 

「お菓子いっぱいあげるよ!」

 

 

つまり過干渉ですね。

 

 

 

すごく効果的なようですが

その場しのぎで

 

「友達との信頼」

「他者と関わる力」

「生きる力」

は学べません。

 

 

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私自身も失敗しまして…

 

子供の特性を理解する前

友達と遊んでいるときに

 

友達のママの目を気にして

子供に干渉しすぎで

 

子供が不機嫌になり

せっかくの楽しい時間を

台無しにしたことがあります。

 

そしてその失敗を

1週間くらい引きずられました。

 

口を出したくなることは

たくさんありますが

本当に危険なとき以外は

グッと堪えることを意識しています。

 

 

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ADHDASDのお子さんは

友達との関わりに

助けが必要です。

 

 

その助けとは

「友達との通訳者」であり

「気持ちの代弁者」です。

 

 

 

いきなり

「友達と遊びにいこう」

ということは難しくても

 

休日に学区内を散歩するなら

小さな兄弟がいてもできます。

 

 

学校と違う場所で

友達と出会えたら

それだけで

新しい関わりです。

 

 

新しい関わりは

はじめは戸惑います。

 

でもママと一緒に

乗り越えられたら

大きな自信になります。

 

他者との

信頼関係を築けます。

 

友達と安心して

関われるようになります。

 

 

今度の休日

ぜひお子さんと

学区内を散歩してみてくださいね。

 

 

あなたのお子さんが

友達と素敵な関係を

築くことを

祈っています。